妊娠して嬉しい反面、出産までにいくらくらいの費用がかかるのか、ちょっと不安。という方も多いのではないでしょうか。
妊娠中は検診が月に1~2度はありますし、分娩のための入院費用とか分娩自体の費用もかかります。
出産費用が払えないんじゃないか。という心配をしている方もいらっしゃるかも。
そこで、今日はそんな出産費用についてのお話をしてみたいと思います。
妊娠中の診察費用はいくらかかる?
カオリンが住んでいる大阪でのお話になりますが、妊娠中の検診費用は補助があります。
妊娠がわかった時点で、母子手帳をもらいに行きますよね?
その時に、妊婦健康診査受診手帳というものを一緒にもらいます。
大阪市では、妊婦さんの経済的な心配を軽減するために、通常の妊婦検診の場合3,750円が割り引かれます。
産婦人科の受診時に受付でこの手帳を渡すことを忘れないようにしましょう。
他の都道府県でも、同じくらいの補助が受けられることが多いので、確認してみてください。
なお、例えば何か突発的な重大な不調などがあった場合は、この手帳の補助内ではありません。
また、病院によって費用が変わってくるので、差額は負担する必要があります。
健康で順調な妊婦さんの場合は、分娩まで検診費用はほぼ負担なしで検診を受けることができるということですね♪
出産時の入院費用について
いざ赤ちゃんが出てくる!という出産の本番。
陣痛が来て分娩し、6日間ほど入院しますが、その費用はいくらくらいかかるか?というところも気になりますよね。
入院費用は都道府県によって平均価格がかなり変わってきて、一番安い和歌山県で34万円程度で一番高い東京都で50万円弱くらいです。
出産する病院によっても、かなり値段が変わってきます。
例えば、芸能人が子供を産むような高級な産婦人科もありますよね。
エステなんかがついていたり、完全個室でプライベートが完璧に守られるような。
そういうところは、もちろん費用もバカ高くなるでしょう。
逆に市民病院のような病院であれば、費用も安く抑えられると思います。
産院を選ぶ時は、自分の希望と費用も考慮して選んだ方が無難です。
出産一時金について
健康保険(社会保険・国民健康保険)に加入している方は、子供1人にあたり42万円の出産一時金という補助金が受け取れます。
1人あたりなので、双子の場合はその2倍、3つ子の場合は3倍もらえます。
この出産一時金は、先に出産費用を立替ておいて後で受け取ることもできますが、直接病院へ振り込んでもらうこともできます。
最近ではほとんどがこの「直接支払制度」を利用するようですが、病院によってはこの制度が利用できない場合もありますので、確認しておいた方がいいでしょう。
42万円が補助されるので、差額があればその分は自己負担となります。
入院費用の安い病院であれば、負担額はかなり少なくて済むかもしれませんね。
出産するには、やはりかなりの出費は覚悟しないといけませんが、色々な補助金なども利用できますので、それらを上手く使いましょう!