妊娠したらタバコは絶対ダメ!って言われますよね。
最近は嫌煙ブームもあって、一般的には喫煙者はかなり減っていますが、カオリンが住む大阪ではまだ若い女の子が喫煙している姿を割とよく見かけます。
そういう姿を見てると、
「ああ、赤ちゃん出来たら辞めるの大変なのに・・・」
と思っちゃうんですよね。
ええ。
実はカオリンも妊娠するまでタバコ吸ってました。
今日は、なんで妊娠したら禁煙するように言われるのか。
また、カオリンはどうやって禁煙したのか。
についてお話いたします。
妊娠中の喫煙はなんでダメなのか
タバコは体に悪いっていうのは、喫煙者ならみんなわかっていますよね。
体に悪い=赤ちゃんに悪い
ってザックリ言うと、そういう事なんですが。
タバコを吸うと、血管が収縮して血の巡りがものすごく悪くなるんですよ。
血流が悪くなると、赤ちゃんに酸素がうまく届かなくなるんです。
また、子宮や胎盤の血流も悪くなるということで、子宮が収縮したり胎盤の機能が悪くなったりします。
胎盤の機能が悪くなると、早産だったり流産になりやすくなるんですよね。
で、無事に生まれてきたら安心かというとそうでもなくて、赤ちゃんが突然死んでしまう乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクが高くなります。
こう見ると、やっぱり妊娠中に血流が悪くなるっていうのは、とっても怖いことなんですよね。
ニコチンが!とか
タールが!みたいな悪い成分だけでなく。
ただただ、血流が悪くなるのが一番ダメなようです。
…とは言っても、なかなか辞められないんですよね。タバコって。
スポンサーリンク
カオリンの妊娠中の禁煙について
はい。それで私カオリンの禁煙話です。
カオリンの喫煙歴は長かったです。
高校時代バンドマンで。
大学は美大に行ってて。
仕事は広告デザイナー。
いかにもでしょw
途中何度も禁煙を試みては挫折して…を繰り返していました。
「いつか赤ちゃんができたら辞めなきゃな。」
とは思っていました。
でも、もともとホルモンバランスが超悪くて、生理不順バリバリで。
婦人科で検査したら「高プロラクチン血症」って言われて、
「赤ちゃんできにくい体質です。」
ってお医者さんに太鼓判押されてたんです。
で、油断してたら結婚して思いのほかすぐに妊娠しちゃって
「めっちゃヤバイ!」
ってものすごく焦りました。
妊娠が発覚したのが、6週目くらいだったんですがすぐに
「タバコ辞めないと!」
と禁煙を決意しました。
ええ。決意だけはしました。
でも辞められないんですよ。
これ、タバコ吸ってない人には全く分からないと思うんですけど、辞めたくても本当にやめられないんですよ。そんなすぐに。
タバコは依存の度合いが、今流行り(?)の大麻よりも強いらしいですよ。
10年以上吸っていたので、そりゃ辞められないんですよ。
泣きながらタバコ吸ってましたよ。
号泣しながらですよ。
自分で何やってんだろう。と思ってましたが、本気でやめられなかったんですよ。
そんなカオリン、急にタバコを止めることができました。
禁煙成功です。
何があったか。
悪阻の始まりです。
カオリンの場合、妊娠10週目を超えたころから強力な吐き悪阻が始まりました。
タバコどころか、ありとあらゆる匂いがダメになり、ずーっとトイレとお友達。
吐いて吐いて吐きまくってました。
悪阻はつらいが、おかげでタバコは辞められました。
違う意味で涙を流していましたが( ;∀;)
禁煙外来を利用してもいい
悪阻が軽い喫煙ママの場合、カオリンの禁煙法(?)は無理なのでもっとツライと思います。
「赤ちゃんのために、辞めれるでしょ」
と周りの人は簡単に言います。
でも、タバコは依存症なので気持ちだけでは辞められないとカオリンは思います。
カオリンのように、体質的に受け付けない状態になったらラッキーですが、そうそうみんな上手く(?)いくとは限りません。
お医者さんにキチンと相談して、禁煙するという選択もあります。
今は禁煙外来というのもありますよね。
「禁煙治療を受けるための要件」をクリアすれば、健康保険もきくので2~3か月のうちに5回くらい受診を受けて、2万円までで治療ができます。
ただ、通常の禁煙外来ではニコチンパッチやお薬を処方されますが、妊婦の場合は何も出してもらえない可能性はあります。
でも、お医者さんに禁煙の相談ができるのは、かなり心強いと思いますし、それ相応の対応もしてもらえるでしょう。
禁煙外来で相談したい方は、こちらで病院が探せますよ。
せっかく来てくれた、大切な赤ちゃん。
健康に生んであげたいですもんね。
泣きながらタバコを吸う妊婦さんが1人でもいなくなりますように。